磐城中央病院
磐城中央病院/日東病院
ウロギネ・女性排尿機能外来
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プロフィールPROFILE
医師 | 野村昌良
こんにちは、骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤)や尿失禁などを診るウロギネコロジーを専門にしている医師の野村です。現在、千葉県鴨川市で、日本でも有数の専門施設である亀田メディカルセンターのウロギネ・排尿機能センターで、治療を行っております。私は福岡県北九州市にある産業医科大学病院在学中から、一貫してこの疾患の治療に取り組んできました。 泌尿器科と婦人科の両科でトレーニングを受け、両方の分野に対応可能な日本でも非常に少ない医師です。この両科の経験は、骨盤臓器脱や尿失禁のハイレベル治療に貢献すると自負しております。 是非、骨盤臓器、尿もれや慢性的な頻尿など『女性のおシモのこと』でお悩みのかたは、お気軽にご相談ください。
経歴
1993年 産業医科大学 臨床研修医
1994年 福島労災病院 〃
1997年 産業医科大学 専門修練医 産業医科大学 大学院医学研究科2000年 医学博士取得
2000年 米国ロックフェラー大学 神経生物学&行動学
2003年 産業医科大学 助手
2006年 産業医科大学 助教
2008年 九州労災病院 副部長
2009年 亀田メディカルセンター、産婦人科部長代理
(ウロギネ副センター長)として着任
2010年 亀田メディカルセンター、ウロギネ・女性排尿機能センター長
国内外30か所でのTVM(メッシュ)手術研修
Cosson先生(左)
TVM手術を開発したフランスのCosson先生から直接指導を受けました。 Cosson先生は、大柄な体格からは想像できないほどの繊細、かつ美しい手術を行っていました。
Petros先生(右)
TVT手術を開発したPetros先生にも女性骨盤底の手術、およびインテグラル理論など指導していただきました。
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IRCAD 低侵襲手術トレーニングセンター
IRCAD(Research Institute Against Cancers of the Digestive System)は、フランスに設立された低侵襲手術のトレーニングセンターです。1990年台になり導入されてきた低侵襲手術の普及を推進するために、ライブサージェリー、手術ビデオ、術式講義などの様々な研修を通じて腹腔鏡手術を中心とした低侵襲手術の教育プログラムを提供しています。毎年、世界中から4300人の外科系医師が訪れ、800人の国際的なエキスパートのチームによってトレーニングが施されており、私も2014年に泌尿器科腹腔鏡手術および骨盤臓器脱腹腔鏡手術のコースを受講しました。その内容は筆舌しがたいほど素晴らしいものでしたが、特に婦人科のA. Wattiez教授の講義は技術はもちろん、手術に対する哲学はすばらしいものでした。我々の行うLSC手術は、IRCADで学んだ技術を基本としています。
Prolift型TVMグループ
TVMが比較的多くの病院で行われるようになると、オリジナルの方法とは異なる独自のスタイルでTVM様の手術を行う施設がみられるようになってきました。そこで我々はフランス型のTVM、すなわちProlift型のTVMを正しく伝えていく必要性を感じ始めました。2008年より大阪中央病院(現・泉北藤井病院)の竹山医師および自身が中心となりProlift型のTVMグループを結成。このグループはProliftと同じ形状のメッシュと、ニードルを使用し、オリジナルのTVMに最も近い術式です。術式の細かい点についてもできるだけコンセンサスを得ようと、2008年は北九州総合病院、2009年は金沢大学でProlift型TVMコンセンサスミーティングが行われました。
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